生産年齢人口(15～64歳)の変化は植物油原料の生産に影響します。国連の「世界人口推計2019(World Population Prospects 2019)」によると、2030年の世界の生産年齢人口は55.3億人、2050年は61.3億人、2100年は65.2億人と推計されています。

主要国の生産年齢人口増加率をみると各国とも減少傾向になると予測されています。マレーシアやインドネシア等のパーム油の生産国でも、将来的には収穫作業等の外国人労働者が不足し、生産量に影響を及ぼす可能性があります。