心のやすらぎに関与する神経伝達物質としてセロトニンはよく知られています。そのセロトニンが作られる際に必要なのが必須アミノ酸のトリプトファン(乳製品、大豆、卵、バナナなどに多い)やビタミンB6(肉類、魚類、にんにく、バナナ、ピスタチオなどに多い)、マグネシウム(種実類、大豆、大豆製品、海藻などに多い)などです。また、カルシウムも気持ちを落ち着かせる効果があると言われています。今回の主菜は季節の魚のから揚げに野菜たっぷりのあんかけです。にんにく、酢、七味唐辛子などを入れることで減塩調理になっています。鮭中骨水煮缶は汁物などに少し入れるだけでカルシウムや魚油が効果的に摂取できます。バナナと牛乳、種実類の組み合わせのデザートは上記の栄養素をより多く含み、安眠効果も期待されます。心やすらぐ効果が期待される栄養素満載の、馴染みのある和風献立は、きっとホッとする気分にしてくれるでしょう。
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さんま(筒切り) | 2匹(正味量160g) |
玉ねぎ | 1/2個(60g) |
人参 | 50g |
ピーマン | 2個(60g) |
椎茸 | 2個(60g) |
にんにく(乾燥・スライス) | 5g |
生姜(みじん切り) | 10g |
日本酒 | 大さじ1 |
◎みりん | 大さじ1 |
◎酒 | 大さじ1 |
◎米酢 | 大さじ2 |
◎醤油 | 大さじ1/2 |
◎だし汁 | 大さじ2 |
◎七味唐辛子 | 少々 |
サラダ油 | 小さじ1 |
揚げ油(サラダ油) | 適量 |
片栗粉 | 小さじ1・大さじ1 |
- ①さんまは頭を取って3つに筒切りし、日本酒を絡め、30分程度おく。
- ②ボウルに◎を入れ、混ぜる。
- ③玉ねぎ、人参、ピーマン、椎茸は千切りにする。
- ④フライパンにサラダ油を入れて温め、にんにく、生姜、②を炒める。
- ⑤②で調味し、片栗粉(小さじ1)でとろみをつける。
- ⑥①の水気をふき、片栗粉(大さじ1)をまぶして、180℃くらいの油の温度でカラッと揚げる。
- ⑦⑥を器に盛り、⑤をかける。
- 網谷陽子
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- ・管理栄養士
- ・日本糖尿病療養指導士
- ・高血圧・循環器病予防療養指導士
- 日本女子大学家政学部食物学科卒業
- 都立立川短期大学 病態栄養研究室 助手
- 商品科学研究所 食分野 研究員
- セゾン総合研究所 消費社会研究
- 東京都立多摩職業能力開発センター八王子校
- 介護サービス科 講師
- 東京誠心調理師専門学校
- 栄養学 講師
- 公益財団法人結核予防会 総合健診推進センター
- 生活習慣病予防推進課 特定保健指導 糖尿病指導
- 現在に至る
- 合同会社 生活習慣病予防研究センター 上席研究員
- 現在に至る
- 東京都栄養士会 理事
- 2009年~2012年
- 東京都栄養士会 地域活動部会 部会長
- 2010年~2012年
- 飯田和子
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- ・栄養士
- ・調理師
- ・国際薬膳師
- ・中医薬膳専門栄養士
- ・キッズキッチン協会認定
インストラクター
- 株式会社 WA・ON 代表取締役
- http://www.waon-co.jp/
- studioWA・ON オーナー
- http://www.waon-co.jp/studio.html
- 本草薬膳学院講師
- http://www.honzou.jp/
- ※本草薬膳学院は北京中医薬大学の提携校
- 華調理師製菓専門学校講師
- 帝京科学大学非常勤講師
- ホビークッキング ナビゲーター
- 公益社団法人 日本栄養士会会員
- http://www.dietitian.or.jp/
- 日本国際薬膳師会 理事
- https://yakuzenshi-kai.jp/
- 東京栄養士薬膳研究会会員
- http://www.tokyoyakuzen.jp/index.html
- ※2003年東京栄養士薬膳研究会発足に携わる
- KIT代表
- http://www.kodaira-net.jp/kd8000048/