一般社団法人日本植物油協会は、
日本で植物油を製造・加工業を営む企業で構成している非営利の業界団体です。
べに花油(サフラワー油)のハイオレイック種は一価の不飽和脂肪酸のオレイン酸が約7割含まれます。オレイン酸は血液中のLDLコレステロールを減らし、HDLコレステロールは下げないと言われています。ビタミンEを含み、抗酸化作用により動脈硬化予防、老化防止、血流改善効果も期待されます。
チンゲンサイは色々な料理にお馴染みの使い勝手のよい緑黄色野菜です。一年中市場に出回っていますが秋から冬が旬です。抗酸化ビタミンのβ-カロテン、ビタミンC、Eを含みます。また、不足しがちなカルシウムも豊富に含む栄養価の高い野菜です。
べに花油とビタミン、カルシウムリッチなチンゲンサイの組み合わせは抗酸化作用が強く、
LDLコレステロールの酸化を抑えて動脈硬化を予防し、若々しい体をキープする作用が期待されます。
毎日の食事改善で動脈硬化を予防し、心疾患、脳血管障害も防ぎたいものです。
今回のメインの料理は、主食と主菜が一緒になった野菜もたっぷりのかんたん健康焼きそばです。中華麺を油で炒めることで脳においしさサインが出て食欲もそそるでしょう。使用する鶏むね肉(皮なし)は飽和脂肪酸だけでなく不飽和脂肪酸を多めに含む、高たんぱくで低エネルギーの肉です。さらに献立の中にビタミンEを多く含む種実類、アボカド、かぶの葉などを使用しています。この1食で野菜が1人分200g以上、ビタミンEのほぼ1日分の目安量が摂れます。かんたん中華料理で体の中からリフレッシュしてイキイキ元気になりましょう。
鶏むね肉を薄切りにし、甜麺醤とはちみつをもみ込んでおく。
水に戻したきくらげ、チンゲンサイ、玉ねぎ、パプリカを食べやすい大きさに切る。
フライパンにべに花油を入れて炒め水(50cc)を入れてほぐし、両面に少し焦げ目をつけたら取り出す。
同じフライパンにべに花油を入れ①を炒める。
②とカシューナッツを加えて炒める。
◎を混ぜ合わせて加え、とろみをつける。
炒めた麺の上に⑥をのせる。
YOKO AMIYA
KAZUKO IIDA