一般社団法人日本植物油協会は、
日本で植物油を製造・加工業を営む企業で構成している非営利の業界団体です。
令和元年の製油業界10大ニュース
一般社団法人日本植物油協会は、毎年、製油業界に関連する10大ニュースを、関係メディアの皆様に選定していただき、公表しています。
令和元年は、米中貿易摩擦に伴う貿易環境の変化、自然災害の多発などの様々なニュースが話題となりました。
令和になり最初の年の製油業界10大ニュースは、このような情勢を反映したものとなりました。来年は、10大ニュースの多くを明るい話題が飾る年になることを祈っております。
順位 | 項 目 |
1 | 先行きの見えない米中貿易交渉の継続による国際市況への影響 |
2 | 台風19号をはじめとする、豪雨など大規模な自然災害の多発 |
3 | 業界企業による業務提携に向けた検討開始 |
4 | こめ油、あまに油、ごま油、えごま油、オリーブ油等多様な油の需要が引き続き好調 |
5 | 中国をはじめとするアフリカ豚コレラの拡大とその影響 |
5 | 日米物品貿易協定の合意に伴う関税制度の見直し |
7 | SDGsへの関心とサステナブル認証の拡大。パーム油の確立に向けたMSPO(マレーシア)、ISPO(インドネシア)のスキームづくりの進展 |
8 | アルゼンチン大豆生産量が大幅に回復、ブラジル産も豊作となるも、米国産は6年振りに1億トンを割る |
9 | カナダ産菜種の中国向け輸出停滞、EU向け大幅増。カナダ産菜種の生産量は減産も、2千万トンは維持の見込み |
10 | 消費税率引上げ(8%→10%)及び軽減税率制度導入 |
※10大ニュースは、製油業界関連業界紙9社と日本植物油協会会長の投票により選定されたものです。