一般社団法人 日本植物油協会 社団法人日本植物油協会は、日本で植物油を生産している企業で構成している非営利の業界団体です。

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植物油の道

日本の植物油事情

(3) 日本の植物油供給

 日本の植物油の供給は、①油糧原料を国内で搾油・精製した得られた油と、②輸入した油(主として粗油)によって担われています。これを、大豆油、菜種油、熱帯油脂(パーム油、パーム核油、やし油)とその他の植物油に分けて、長期的な動向を図17に示しました。総供給量は、1970~2000年の30年間に2.5倍に増加しましたが、それ以後は横ばいから減少気味となっています。2009年に落ちこんでいるのは、リーマン・ショック後の消費の減退の影響であると考えられます。

 油種別には、1980年代まで。最も多く供給された油種は大豆油でしたが、1980年代末に菜種油が大豆油を追い越し、1990年代からパーム油を中心とする熱帯油脂の供給量が増加しました。これに対し大豆油は、2003年をピークに減少に転じています。したがって、1980~90年代にかけての供給量(=需要量)の増加を菜種油が支え、2000年代の大豆油の減少分を熱帯油脂が補完することとなりました。2015年の総供給量は266万トンとなっています。

図18 日本の植物油供給量の推移
(単位:千トン)
zu17

資料:農林水産省「油糧生産実績調査」、財務省「貿易統計」

注:油種ごとに国内生産量と輸入量を加算したものである。国内生産量は粗油ベース、輸入量には粗油・精製油を含むが、単純に加算している。

 図18のとおり、植物油の総供給量はここ10年くらい横ばいで推移しています。表8は、2015年の植物油の供給量を、国内生産と輸入に分けて示しています。

表8 日本の油種別植物油供給量(2015年) 
(単位:千トン)
hy08

資料:図18に同じ

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