会議では、国際的な植物油需要が急速に拡大しており、今後もその状況が継続することが見込まれるという見解が示されました。世界の油糧種子の需給は、大豆が南北アメリカの増産、菜種がカナダの増産により近年にない緩和した状況にありますが、それが逼迫に転じる要素が示されたことになります(表2参照)。
【 表2 主要油糧種子及び植物油の輸入推移 】