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■年齢・生年月日
■所属研究機関名・職名
- 独立行政法人国立健康・栄養研究所
- 健康増進・人間栄養学研究系長 生活習慣病研究部長
■最終学歴
- 岐阜大学医学部医学科卒業(1977年) 医学博士(東京大学医学部、1985年12月)
■評議員
- 日本栄養・食糧学会
- 日本病態栄養学会
- 日本肥満学会
- 日本動脈硬化学会
■主要な業績
- 劇症肝炎に関する疫学的研究
劇症肝炎の疫学調査から、世界に先駆けて、急性型と亜急性型があることを見いだした。この分類は現在でも広く用いられている。
- インスリンの糖輸送促進機序に関する研究
様々な金属イオンにインスリンと同じような糖輸送促進作用があることを見いだした。
- 糖輸送体(GLUT4)発現調節部位の解析
糖輸送体(GLUT4)を2倍程度筋肉、脂肪組織に過剰発現させると、糖尿病の発症が防止できることを示した。また、GLUT4は運動により増加するが、増加に関与するシス・エレメントの存在部位を推定した。
- 高脂血庄、糖尿病、肥満発症予防のための基礎的研究
魚油の脂肪燃焼作用と脂肪合成抑制作用の機序を明らかにした。また、共役リノール酸に脂肪萎縮性糖尿病発症作用があることを見いだした。
- 日本人の食事摂取基準(2005年)の脂質の策定
2005年から5年間に使用される食事摂取基準の脂質の責任者で、新しく、飽和脂肪酸、n-3系脂肪酸、 n-6系脂肪酸、コレステロールの摂取範囲を策定した。
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