タイトル
 (社)日本植物油協会では、主婦を対象に植物油に対する意識、使用実態などに関する調査を定期的に実施しています。今回は、従来の首都圏に加え関西圏も対象として実施しました。

 2000年度(調査実施期間:2000年11月16日~21日)、2002年度(調査実施期間:2002年11月10日~16日)に実施した調査結果との比較(首都圏)も交え、その結果をご報告いたします。


調査対象 首都圏・関西圏在住の20~69歳の主婦
調査方法 FAX調査
調査数 発送数860票(首都圏・関西圏 各430票)
有効回収数 708票(首都圏348票、関西圏360票)
調査実施期間 2003年10月10日~16日

【SA(シングルアンサー)については、計算上、合計が99.9%もしくは100.1%になっているものもあります】


◎すでに「オリーブ油」は家庭の定番植物油
「サラダ油」「オリーブ油」「ごま油」「なたね(キャノーラ)油」は認知度、現在使用率ともに高く、家庭でお馴染みの植物油と言えます。「オリーブ油」は、健康志向やイタリア料理ブームがきっかけで急速に普及しましたが、すでに一般家庭の定番の植物油になっています。「べに花(サフラワー)油」は認知度が高いものの使用率は低くなっています。

◎家庭への浸透が進む“機能性植物油"
「脂肪がつきにくいタイプの油」「コレステロールが気になる方向けの油」といった機能性植物油は認知度も高く、現在使用率も徐々に高まっています。

◎植物油購入時の重視点として「健康に良さそうなもの」が上位にランクイン
主婦の健康志向を背景に、植物油の購入時の重視点でも「健康に良さそうなもの」が上位にランクインしています。

◎50代・60代で低い“トクホ"の認知
栄養や健康の情報入手に最も積極的であるにもかかわらず、年配層(50代・60代)の「特定保健用食品(トクホ)」の認知度は、20代~40代に比べて低いという結果でした。

◎地域差よりも年代差が大きい植物油に対する意識や使用実態
全体的に首都圏と関西圏で大きな差はありませんでした。植物油に対する意識や使用実態に関しては、地域差よりも年代差がはるかに大きいといえます。

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