●「オイル漬け」を作ろう!
「オイル漬け」がいかにすぐれた調理法か、おわかりいただけたでしょうか。作り方はカンタン。日持ちも良いので、毎日少しずつアレンジして食べるなどの楽しみも広がります。漬け込む食材も応用が利きますし、使う植物油も特に「これでなくては」というのもありません。用途を考えて、オリジナルの味にチャレンジしてはいかがでしょう。
その際、「メリット1」で触れた、保存のために気をつけたいことには注意してください。また、冷蔵庫で保存するならば、オリーブオイルやごま油のように冷蔵庫の温度で固まってしまうオイルは避けるか、サラダ油などと混ぜて使うと良いでしょう(固まっても温めれば元に戻りますし、内容に問題はありません)。
それぞれのメリット別に、いくつかレシピをまとめました。これを参考に、いつもとちょっと違う植物油クッキングをお楽しみ下さい。

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 参考レシピ *量はめやす。使う植物油はお好みでアレンジできます。
おいしく保存する
◎レシピ1◎ 銀杏のオイル漬け
<材料>
  ●銀杏(40~50粒) ●塩(少々) ●サラダ油(材料が完全に浸るぐらい)
<作り方>
  1)殻のままの銀杏を軽く煎り、ペンチで殻を割る。薄皮のついた銀杏を沸騰した塩水で軽くゆで、
    薄皮をむく。
  2)水気を拭き取って保存ビンに入れ、サラダ油を銀杏が完全に浸るまで注ぐ。
  * 食べ頃は1~2週間ぐらい。1~2ヶ月は日持ちする。保存は冷暗所で。
<食べ方>
  ○中華風炒め物に。酢の物、和え物、茶碗蒸し等にも。
  ○そのままでお酒のおつまみに。
風味を良くする
◎レシピ2◎ きのこのオイル漬け
<材料>
  ●しめじ、まいたけ、えのき、しいたけ、マッシュルーム(各1パック)
  ●赤唐辛子(1本)●にんにく(1かけ)●塩・こしょう(少々)●バルサミコ酢またはレモン汁(少々)
  ●オリーブオイルまたはサラダ油、コーン油等(材料が完全に浸るぐらい)
<作り方>
  1)きのこ類は軽く洗って、食べやすい大きさに切る。
  2)薄切りにしたニンニク、小口切りにした赤唐辛子を炒め、キノコ類を加えてさらに炒める。
  3)塩、コショウで軽く味をつけ、バルサミコ酢(またはレモン汁)少々を加えて火を止め、冷ます。
  4)冷めたら保存ビンに入れ、空気が入らないように上から押さえつけながら、きのこが完全に浸る
    までオリーブオイルを注ぐ。
  * 翌日くらいから食べられる。10日くらいは日持ちする。保存は冷暗所で。
<食べ方>
  ○そのままトーストしたパンにのせたり、サラダのトッピングに。
  ○ツナやベーコンなどと一緒にパスタの具にしたり、オムレツの具に。
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