(1) 使用量の増減・今後の利用意向
<植物油の使用量>
植物油の使用量が2~3年前と比較して「増えた」とする人は15年前(2000年度)の調査と比較すると、減少傾向となっ
ていますが、一方で、「減った」とする人は、あまり変化はみられませんでした。年代別では、20代で5割程度が「増え
た」として、逆に60代で5割程度が「減った」とされています。
<今後の植物油の利用意向>
今後の植物油の利用意向については「増やしたい」が20代で高く、「減らしたい」は60代で高くなっています。
<今後の植物油の利用/非利用意向理由>
「今後植物油を増やしたい人」の意向理由のトップは、「健康によいと思うので」が約8割と突出していいます。
(2) 利用回数・最終処理方法
<揚げ物に使う植物油の捨てるまでの利用回数>
揚げ物に使う植物油の捨てるまでの利用回数は約5割の皆様は「1~2回」で、40代では3回利用されるとされる方が最も
多という結果となりました。なお、「揚げ物をしない」とされる方は、20代では約2割を占めています。
<使い終わった油の最終処理方法>
使い終わった油(廃食用油)の処理方法については、「紙などに染みこませて可燃ゴミに出す」が15年前の調査から、
今回に至るまで過半を占めておられますが、「凝固剤を使用して可燃ゴミに出す」の割合が次第に増加傾向となって、
現在、3割となっています。
年代別でみると、「紙などに染みこませて可燃ゴミに出す」は、30代で割合が高く、「凝固剤を使用して可燃ゴミに出
す」では20代が高くなっています。
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