大豆・油糧等需給協議会は、毎年3月に農林水産省が開催している会議です。この席には、大豆と油糧種子を利用する製造業界、油脂関連業界、流通業界などの代表が集まり、大豆や植物油の需給について議論し、この1年間の需給見通しや大豆の備蓄計画が審議されます。 2006年の協議会は、去る3月23日に開催されました。この会議の中で共通して語られたのは、油糧種子の国際需給が安定している中で、油脂の価格が上昇を続けるというパラドックスでした。