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《特定保健用食品の存在は、栄養・健康の情報入手に積極的な50代・60代に知られていない》
栄養や健康の情報入手積極度を聞いたところ、積極派が68.2%(積極的である23.3%、やや積極的である44.9%)となり、特に50代・60代は80%前後という高い比率になりました[表3]。また、栄養や健康の情報源を聞いたところ、テレビ(89.7%)、新聞(67.8%)、雑誌(66.5%)の順になり、マスメディアを中心に様々なチャネルから情報を入手しています[表4]。
今回、特定保健用食品(トクホ)認定の食用油に関して聞いたところ、特定保健用食品自体は知っているが、それが食用油にあることを知らない人が25.7%に達しました。さらに、特定保健用食品自体を知らない人も34.5%で、特に50代・60代では40%以上と高い割合になりました[表5]。他の年代よりも栄養や健康の情報を積極的に入手していると回答した50代・60代で、特定保健用食品の存在が認知されていないことが分かります。
また、"特定保健用食品とは何か知らない"と回答した人(特定保健用食品自体を知らない人)以外を対象に、特定保健用食品認定の食用油のイメージを聞きました。これを首都圏と関西圏で比較してみると、“生活習慣病の改善によい"“中高年向きの食用油"は共に、首都圏の方が10ポイント以上高く、“体によい"“コレステロールを下げる効果がある"も6ポイント以上、高くなりました。相対的に首都圏の方が、特定保健用食品認定の食用油に対してプラスイメージを持っているようです[表6]。
表3 栄養や健康の情報入手積極度(SA)
表4 栄養や健康の情報源(MA)
表5 特定保健用食品(トクホ)認定の食用油の認知(SA)
表6 特定保健用食品(トクホ)認定の食用油のイメージ(MA)
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