■世界の食用植物油市場も拡大を続けています。中国などの需要の増加に合わせて、北米、南米、東南アジアなどの国で油糧原料の生産が拡大しています。 植物油の種類別には、大豆油が最も多く、パーム油、なたね油を含めた上位3種類の油で世界の生産量の7割を占めています。また、ひまわり油や落花生油など日本では余りなじみのない油がこれらに次いで多いことがわかります。世界の国・地域において、そこで生産される植物油の相違が、食生活にも大きい影響を与えているのではないでしょうか。