1980年代まで、日本はカナダ産なたねの最大の需要者でしたが、ナタネ生産の拡大に伴いカナダ国内の製油業も処理能力を高め、1990年代からは、国内製油業が最大の需要者で、日本は第二番目の存在となりました。そして、先に述べましたように2005/06年には、実質的にEU向けに輸出されたなたねの数量は170万トン近く、日本に匹敵する隠れた需要国となっています。
EUはまもなく遺伝子組み換えなたねの承認に踏み切ると見込まれますが、域内のなたね生産がシナリオどおり拡大しなければ、カナダからの種子輸入を開始し、やがてEUが日本を上回る第二の需要者になることも予想されます。今回の協議においては、そのような可能性も示唆されました。
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