「脂肪がつきにくい油」「コレステロールの気になる方向けの油」「食べた後エネルギーになりやすい油」「特定の栄養機能を強化した油」などの健康志向油を使用されている方へ、その使用状況をお伺いしたところ、「一部の料理へ使用」している人が最も多く（51.5%）、「全料理へ使用」（33.0%）、「一部の人へ使用」（15.4%）の順となりました。 　加えてその使用理由をお伺いしたところ、使用状況に関わらず「生活習慣病の予防対策として」がトップで、「コレステロールが気になるから」と続き、使用理由として健康への配慮が浸透してきていることがうかがえますが、すべての料理に使うという方は3割強にとどまっています。健康志向の油はサラダ油などと比べて価格が高めになっていることから、料理の内容によって使い分けている方が多いのでしょう。油が持っている機能と家計をバランスをとっておられる堅実な姿勢が伺えます。 【 図6　健康志向油の使用意向理由 】