うつくしい元気委員会レポート その4
女ごころには、やっぱり気になるダイエット第2集
~委員会メンバーのダイエット体験~

 前号のこのページでは、アンケート結果で明らかになった20代男女のダイエット意識を委員会メンバーがどう捉えたかご紹介しました。「では、自分自身のダイエット体験は?」と話を向けてみると、いろいろな体験談が続出しました。そのうち3人のメンバーのお話をご紹介しましょう。
地肌にまゆ墨!? 恐怖のダイエット
 ダイエットというと、今考えてもぞっとするような経験があるんです。実は4年ほど前、あるきっかけから、一念発起してダイエットにチャレンジ。50グラム単位で測れる体重計に毎日のり、2~3日体重が停滞するとダイエットにさらに拍車をかけるという日々でした。
 ダイエットの方法は、運動もするにはしたんだけど、やはり気持ちの中心は食事制限。それもふだん1食の食事で食べる量を1日3回に分けるとか、極端なものでした。油ものは一切なし、肉や魚もほとんど口にしない状態でした。
 それで3カ月くらいたったとき、髪がごそっと 大量に抜けたんです。髪の分け目がはげたように見えるので地肌にまゆ墨を塗ってごまかした程。それで、ハッとしました。こんなことしてたら、私の身体はダメになっちゃうって。  実は私、栄養士なんです。ですから、そんな食生活がよくないと頭ではわかってました。でも実際に食べないと身体にどんな悪影響が起こるのか実感できてなかったんですね。
 それ以降、「油には油の役目があったはずだ」「こんなことしてたら骨もスカスカになる」と冷静に思い直せるようになり、今では無謀なダイエットはしたくないとはっきり思っています。健康でいられてこそのダイエットですよね。 自分なりの適正体重を受け入れることも大切かも知れないし。この体験で、私、少し大人になった気もしてるんですよ。
 
流行のダイエットはすべて体験!
高校生のころから、はやったダイエットはほ とんどやってます。リンゴ、リンゴ酢、酢大豆、ゆで卵、こんにゃく、指にテープを巻く、塩もみ、やせる石鹸、スヴェルト…。
 でも手っ取り早くやせようと思うと、ついやってしまうのが食事抜き。朝抜き、昼はパン1枚、夜は焼き魚だけとか。確かにやせるんだけど、体力は落ちます。今、3才と6カ月の2人の子供がいるので、体力がなくては子供の面倒もみられません。何より母乳が出なくなると大変ですから、今はダイエットも中止です。
 とはいえ、子供の参観日にはきれいなおかあさんで出席したいし、植物油をきちんととった健康的なダイエットを模索中です。
 
私は“カラダを動かす派”
 私は身体を動かす方のダイエットが中心 ですね。だって、食べるのをがまんするなんてできません。おやつだって食べたいし。
 一番最初に取り組んだのはスポーツクラブ。でもお金が続かなかったので、ウォーキングに切り替えました。といっても、通勤のとき会社のあるお茶の水まで上野から歩くとか、帰りは銀座まで歩くとか。交通費も浮くし一石二鳥でした。
 昨年結婚したのですが、嫁ぎ先が農家。それまでは親に甘えて料理もろくにしなかったけれど、最近はとれたての野菜を使った料理に目覚めています。農作業は体力も使うし、農家ってダイエットにぴったりみたい。
MEMU