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「あぶら」は訴える -油脂栄養論-
熊本県立大学学長 菅野道廣著
(講談社発行:2000年11月)
健康な「あぶら」の食べ方をずばり答える 今、油を巡る問題は極度に入り乱れています。栄養所要量できちんと摂取基準が示されているにもかかわらず、「どのような油をどれだけ食べればよいのか」という点が正しく理解できない方が多いのではないでしょうか。
そのような方々に対し、脂肪のとり方をわかりやすく解説した本『「あぶら」は訴えるー油脂栄養論』(熊本県立大学学長・菅野道廣著)がこの度出版されました。
食生活の多様化により、高カロリー性をもつ脂肪を回避する傾向が多々見られます。高カロリー=肥満という直結がなされ、脂肪が健康に悪いと短絡的に考える人が多いことに、油脂栄養学を専門とする筆者は憂え、油をめぐる諸問題を人々に正しく理解していただくために書いたのがこの本です。油の何がよくて、何がいけないのか、刺激的な話題に一般生活者が惑わされる状況の中にあって、どのような脂肪をどれだけとればよいのかを示そうとしたものです。 |
■菅野道廣氏プロフィール |
1957年 |
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九州大学農学部農芸化学科卒業 |
1962年 |
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九州大学大学院農学研究科博士課程修了 農学博士
九州大学農学部教授を経て |
1997年 |
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熊本県立大学生活科学部教授 |
現 在 |
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熊本県立大学学長(環境共生学部教授) |
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