植物油を使用する主婦の意識に変化? −引き続き価格と健康がキーワード−
一般社団法人日本植物油協会は、主婦の皆様が植物油をお買い求めになるときの選択の基準、ご家庭でのご利用の実情などを知るための調査を2年ごとに続けてきました。
平成25年度の調査結果はここ数年の傾向が続くものでしたが、少しずつ変化が生じてきているようにも見受けられます。
それらについての概要を、簡単にご紹介しましょう。

1.どんな調査でしょう

 日本植物油協会が、約500名の主婦の皆様を対象に、植物油をお買い求めになるときにどのような考え方で商品を選択されるのか、ご家庭においてどのような油を利用されているのかなどの事項を、調査機関に委託してアンケートの様式で平成12年からほぼ2年ごとに調査しているものです。
 年々の変化を継続して追跡するとの考え方で、お尋ねする事項のほとんどは変えていませんが、そのほかに、最近話題になったことなどについてお尋ねしています。
平成25年度の調査は、平成25年12月に実施いたしました。関東地区にお住まいの500名の主婦の皆様に調査へのご協力をお願いし、362名の方からお答えをいただきました。
調査にお答えいただいた方々が、平均的にはどのような方(調査対象の属性と言います)であるのかを、先ずご紹介しましょう。

(1) 年齢構成と平均年齢

 調査にお答えいただいた方々の年齢別構成は、過去8回の調査とほとんど変わりません(図1)。これは、同じような年齢階層の方からの回答をいただきたいとの考え方で、調査の対象とす る母集団を選んでいることによります。
 また、平均年齢は46.2歳と初めて46歳代となりました。過去の調査の平均年齢は、44.7歳から45.6歳の範囲にありますので、ちょっぴりお歳を召したということになります。

【 図1 ご回答者の年齢構成 】

図T  ご回答者の年齢構成
注:回答者の実数は、次のとおり。
20歳代 57人
30歳代 70人
40歳代 78人
50歳代 82人
60歳以上 75人

(2)専業主婦への回帰?

 お答えいただいた方々のお仕事は、過半が専業主婦でした。専業主婦の割合は、この調査を始めて以来低下する傾向にありましたが、今回は2年前より10ポイント近く上昇して約54%となりました。そして、高まる傾向にあったフルタイムのお仕事をされている方、パートやアルバイトのお仕事をされている方の割合が、それぞれ5パーセント・ポイントずつ低下しました。
 この規模の小さな調査をもって、最近の雇用情勢が回答者の状況に影響していると考えることはできませんが、今回の調査結果は、専業主婦の方が過半を占める皆様のご意見の集約であるということになります。

【 図2 回答者のお仕事 】

図2  回答者のお仕事

(3) 夕食を毎日作る方が増加

 お料理をすることが好きかどうかををお尋ねしたところ、「好き」、「やや好き」とお答えいただいた方は約53%でした。この割合は年々低下する傾向にありますますので、主婦の皆様は料理をすることを苦手とされているとも受け止められますが、日常の生活においては、82%の方が家族のためほぼ毎日料理を作るとお答えになりました。この割合は、逆に少し盛り返しました。毎日料理をするのは骨の折れることですが、ご家族の食生活を守るため、キッチンで奮闘されている主婦の皆様の姿が浮かび上がってきます。

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