平成18年製油業界10大ニュース ≪2006年12月19日業界紙記者の選考による≫

 日本植物油協会では、毎年、その1年間の10大ニュースを選定しています。平成18年の10大ニュースは次のようになりました。本号に掲げましたとおり、油糧種子の国際需給に関する話題が上位を占めています。


順位 項  目
1 国際的なバイオ燃料需要が急増し、植物油の国際価格を急速に押し上げ
2 バイオ燃料需要拡大、油糧種子国際需給に長期的な逼迫感強まる
3 大豆の国内圧搾数量は更に減少し、300万トンの大台割れへ
4 各国で干ばつ・熱波広がる。
豪州の菜種だけでなく、イタリアのオリーブ油、インドネシアのパーム油等に被害
5 世界の菜種需要急増で、菜種の安定供給に黄信号
6 米国のトランス酸表示、NY市での規制強化、日本でも議論を誘発
7 新農薬残留規制(ポジティブリスト制度)施行、一律基準が重い壁に
8 価格高で菜種油輸入量減少も、パーム油輸入は着実に増加
8 製油各社、平成17年度は好決算も石油・原料・資材高で18年度への課題残す
10 中国の油糧種子減産、2006/7年の油糧種子輸入は3000万トン超へ
次点 WTOドーハラウンド合意不成立、地域間協定への動き加速し、
オーストラリアとの交渉が俎上に
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