第30号 植物油INFORMATION

 “食育”は地道な実践活動から

〜 栄養改善運動から見える食育のあり方 〜


“フライパン運動”という運動をご存じでしょうか。
戦後の荒廃のなかで、食生活と栄養の改善に取り組まれた先達が掲げられた運動です。
それから50年余りが過ぎましたが、
いまも、わかりやすい食生活改善運動をライフワークとされ、
情熱を傾けられている近藤とし子先生に、
いま、話題の“食育”について語っていただきました。

実践のなかから語られる言葉は重く、
食育の難しさが改めて理解いただけるのではないでしょうか。

◆本当の「食育」は台所や畑などの“現場”から始まるもの
  ┣ 満腹なのに心が満たされない。それが今の日本の食生活 
  ┣ 一汁三菜だった昔の日本人は本当の意味の食育を知っていた
  ┣ 主婦が子供や夫と一緒に台所に立つことが家庭の食育の基本 
  ┣ 油脂を広めるために取り組んできた1日1回フライパン運動 
  ┣ 子供心に“手品”に見えたフライパンをふるう西洋料理 
  ┣ 年を取っても、調理法や器具を工夫して植物油は毎日摂るべき 
  ┣ 自分の足で歩き、考えたからこそ得られた活動の喜びと感動 
  ┗ 社団法人栄養改善普及会会長 近藤とし子 プロフィール 
◆中国の植物油事情
  ┣ 1. 大豆製油業の年間圧搾能力は7,000万トン! 
  ┣ 2. 沿海地域に集中する巨大プラント 
  ┣ 3. 低い稼働率が桎梏に 
  ┗ 4. 油とミールの需給不均衡